日本 – パラグアイ

4-2で快勝。同点弾が入った時の西野監督の表情の変化が頭から離れない。相当プレッシャーだったんだろう。ずっと何とも言えない表情が続いていたが、顔色が戻るとはああいう変化を指すんだと思えるくらい同点以降の表情が勝負師のものになっていた。監督が手応えとまでは言えないが、采配に集中できるようになったことがこの試合の最大の収穫かもしれない。

前半からテンポのよいリズムでボールが回っていて、今までで一番面白い展開をしていた。先制点は相手の技量を褒めるしかない素晴らしいゴールだったので、守備の不安によるものではなかった。

先発メンバーは一番連携に不安がありそうなメンバーだったが、一番やりたいサッカーがやれていた。柴崎の前向きな姿勢が相当良い影響を及ぼしている。柴崎は先発の座は当確ではないだろうか。ただ、あと一歩の連携が課題。パスが長すぎるとか呼吸が合わない部分はチラホラ見られる。

酒井高徳は今まで一番の出来と言っていい内容。乾との連携が最も上手く言っており、今日一番面白い展開を作っていたサイドだった。

乾も相当な切れ味、2得点も納得。誰よりも結果も出し、見ていて面白いプレイをしていた。先発当確にしたい。武藤も動きがよく、やはり今シーズン好調だったメンバーを先発に起用することは勝つには重要と思わせる内容。

香川も他のメンバーとの連携がよく、やりやすそうだった。怪我の影響は全く感じられない、コンディションは良さそう。ただイージーなシュートを外しすぎ。

守備では植田が相当効いていた。この状態を維持できるなら先発起用も考えられるかもしれない。ただ昌子とのコンビだったからかもしれない。柴崎、昌子、植田は連携に問題がないだろし、そういう影響はあったかもしれない。

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