部族虐殺

 

なぜこの著者の本を買ったか思い出せない。

この著者については、日本財団の記者会見(確かフジモリ元大統領関係のこと)で見て知ったが、それが切っ掛けで買ったのではない気がする。小説に飽きていたときにエッセイやコラム等を読み漁っていた時期にたぶん買ってみたんだと思う。

宗教(キリスト教)に対する篤い信仰からくる使命感を強くもっていることは随所に感じられる。新興宗教のような胡散臭さは感じないが、頑固オヤジのような頑さに似ていないでも無い。書かれている事は日本財団やその他宗教上の活動なのかよく分からないが、その活動報告記のようなコラム。

色々なことをしていて、その活力はすごい。強烈な問題意識を持っていないとこういう活動は続けられないんだろうと思う。健全な宗教人なのだろう。

宗教が関わってくる事件、事象では、「人は殺してはダメ」という恐らくどんな宗教にもあるであろう大原則を守られていない。こういう健全な宗教人が増えてこれば、もう少し世の中は平和なのかもしれない。

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